熊本に続け!

熊本県は半導体で沸き返っているようです。
先日台湾のTSMC新工場に近い益城町に実家がある方から話を伺いました。

報道によると研究者らの移住者、2工場で3400人にも及ぶ雇用拡大と3兆円近い投資。
神様、仏様、TSMC様状態です。

経済安全保障上、半導体の国内生産が不可欠と政府は判断しました。
4760億円の補助を行うとしてます。

コロナによる生産減少で世界的半導体の危機が生じました。
台湾は中国との対立でリスクを避けるため新天地を求める動きがありました。

日本と台湾の思惑は一致し適地に選ばれたのが熊本でした。
2016年の熊本地震からの再生を期す熊本としてはまたとない朗報です。

地道に住民の暮らしやすさの向上を目指すことはまちづくりの基本です。
一方で世界に視野を広げ財政基盤の確立を目指し大仕掛けを狙うことも大切です。

日本が世界に羽ばたけない要因のひとつに委縮する癖があるように思います。
低いレベルに限度を設けてしまい冒険はしません。

萎えていてはアイデアは浮かびません。
大事業を成し遂げるには大ぼらと笑われるくらいのアドバルーンが必要です。

神奈川県西部では熊本の負けないぐらいの大事業の種はあります。
東名高速大井松田インター近くの旧第一生命ビルです。

大磯丘陵の上に立つ地上18階地下2階建てのビルを放置しておくのは無駄遣いです。
所有者であるコーヒー販売のブルックスだけで手に負えるはずはありません。

神奈川県が健康づくりの一環で未病対策の拠点として位置付けています。
世界を視野に入れた発想とは言えません。

富士山を仰ぐ絶景のロケーションです。
外国資本を導入して観光拠点として再生を果たすことがいちばんです。

地下を走る活断層への懸念は最新技術で乗り越えてほしいです。
耐震を盤石にし防災救援拠点として活かせるのが理想です。

富士の雄大な景色を売りに医療×観光で勝負をかけれます。
世界に向けてトップセールスに動く時期です。

記事

前の記事

まちづくりと周年事業