グリーン電力でまちおこし
元政界の暴れん坊亀井静香さんが経営する会社がバイオマス発電所を立ち上げました。
出力10メガで1万9千戸分の電力を賄います。
奈良県五條市にある敷地内で25日開所式典があり出かけました。
場所を樫原神宮に移して祝宴がありました。
冒頭あいさつに立った亀井さんはマイクを持つなり歌い始めました。
やると思えばどこまでやるさ それが男の生きる道…
昭和歌謡のスタンダード、村田英雄さんの「人生劇場」です。
亀井さんには音程とかリズムはあってないようなものです。
祝宴の場所は神武天皇を祀る神社の一角です。
亀井さんがついにきてしまった…と思われた方もいるかもしれません。
亀井さんは100人を超える聴衆があっけにとられていることを承知でした。
バイオマス発電は魂を込めた事業で「人生劇場」の冒頭にその思いを乗せたのです。
亀井さんが再生可能エネルギー事業を思い立ったのは東日本大震災がきっかけです。
脱原発を言ってるだけではダメだが持論です。
構想を打ち上げるのも勇気が要りますが事業を完成させるのも難題です。
敏腕な仕切り役がいました。
厄介な資金調達から地元折衝までマルチな才能を発揮しました。
亀井さんがその方の努力をあいさつで讃えていました。
元町長経験者として目を見張るのは単なる発電所ではないことです。
行政との連携による地元林業への貢献など地域経済への好影響は大きいです。
式典には東京理科大の関係企業も出席されてました。
地域社会との連携研究を進めようとしている理科大もこの事業に一枚かんでいるのです。
学術機関が参画することのメリットは大きいです。
地球環境への貢献をデータで追ってもらえるので説得力がまします。
建設廃材などを投入できる設計となっています。
能登半島地震の災害ごみの受け入れも表明してます。
再生可能エネルギー発電を核としたまちづくりのひな形です。
全国へ広がる可能性を秘めた事業です。
グリーン電力でまちおこし。
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