小田原市長選、神奈川県西部地域の関ケ原の戦い

天下分け目の戦いと言えば関ヶ原。
400年前徳川の世の到来を決しました。

現代でも時代の節目の戦いを関ヶ原と呼ぶことがあります。
5月の小田原市長選はそう呼んでもおかしくありません。

自民党の政治資金をめぐるスキャンダルが収まりません。
内閣と党を足した支持率は50%割れです。

永田町の都市伝説によれば政権崩壊の危機に直面している水準です。
自民党への逆風は地方選挙にも影響を及ぼしてます。

保守の牙城の群馬県前橋市長選挙で自公推薦の現職が敗れました。
うねりとまでは行きませんが自民党にとって不気味な兆候です。

小田原市の守屋輝彦市長は元自民党県議です。
自民党所属の現職衆院議員と県議と連合戦線です。

自民逆風の中、市長の座を守れるか正念場です。
駅頭に頻繁に立って必死の選挙戦を展開していると聞きます。

一方加藤憲一前市長はいわゆる市民派です。
保守地盤の強い小田原で3期12年間市民派が市長を務めたのはちょっとした事件です。

市民派から市長の座を奪い返した現職が引き続き市長を務めるか。
市民派が返り咲くのか関ヶ原です。

行政運営は好対照で守屋市長は国のモデル指定を得て事業を遂行するトップダウン型。
加藤前市長は職員や市民からの提案に期待するタイプです。

勝敗を分けるのは投票率です。
前回46.79%で500票差でした。

盛り上がりに欠ければ現職の圧倒的組織力は明らかに優位です。
労組も現状維持志向ですので現職支持でしょう。

政党支持の圧倒的第一党は”支持政党なし党”です。
小田原においても自民離れは生じているはずです。

この層の投票行動は注目です。
投票に行かないのかそれとも加藤前市長に入れるかです。

相当に悩ましい判断です。
加藤前市長は政党色を出さない方針の堅持が勝利への道だと思います。

現状は両者とも拮抗していると思います。
5月の選挙戦本番での戦い方で決まるぐらい接戦です。

最終的には勢いを得た方が有利です。
若者と女性が重要です。

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