岸田総理、返り血で退陣へ一歩近づく

武士の時代、人を斬れば返り血を浴びます。
戦争ならばもっとすごいです。

父は旧満州国境でのソビエト軍との激闘のあと追撃から逃れ基地に帰還しました。
出迎えた上官がその凄惨ないでたちに言葉が無かったと書いてます。

政治闘争も実際に血は流れないだけです。
目に見えない返り血を浴びます。

岸田総理、安倍派幹部を斬ろうとしてます。
間なし血まみれになって立ちすくむ姿が目に浮かびます。

二階元幹事長は斬られる前に自ら首をはね差し出しました。
二階元幹事長の怨念は岸田総理にまとわりつきます。

自民党内で元幹事長に責任を取らせ逃げるつもりかの声は日増しに大きくなります。
記者会見で質問した記者に罵声を浴びせる方です。

「岸田総理、あんたも同じ目にあう。」とすごんでいるはずです。
血まみれの手で岸田総理の首を絞めつけるようなものです。

口うるさい面々を処分する訳ですので返り血の量は半端ないです。
断固たる覚悟がないと耐えられません。

問題は斬りつけた岸田総理自身がどこまで深刻に受け止めているかです。
いつものような他人事のような様子を見ると軽く考えているきらいが無きにしも非ずです。

そうだとしたら今後襲い掛かって来る批判の激しさにたじろぐことになります。
岸田総理の落とし前はどうつけるの大合唱になることは間違いありません。

求心力を保てるのは来週予定されている訪米までです。
外交好きの岸田総理の花道に相応しいです。

問題は9月の自民党総裁選まで持つかどうかです。
28日行われる衆院補選で与野党激突の島根で敗れれば通常国会後に退陣もあり得ます。

しのいだとしてもポスト岸田の動きが加速するのは間違いありません。
解散・総選挙がちらついて担ぐ気にはなれません。

今度の総裁選挙は自民党の生き死にがかかってます。
トランプ復活で何があるかわからない国際情勢です。

圧力に屈せず、良いものは良い、ダメなものはダメと言い切る胆力が求められます。
女性に期待です。