古民家紋蔵(もんぞう)が発進しました。

開成町のかやぶき屋根の古民家といえば瀬戸屋敷。一昨日からひな祭りが始まりました。町婦人会が中心となって飾りつけから何から何まで段取ります。

2万人ほど来場者があります。入場料は300円。収益から毎年町に寄付を続けています。来年は瀬戸屋敷がオープンしてから10年の節目の年です。ひと工夫期待してます。

瀬戸屋敷の北側、歩いて1分のところに小さな古民家があります。かやぶきです。納屋もあります。昔の典型的な農家の家の造りです。

この屋敷を開成町の福祉分野のNPOの草分けの女性がそっくり借り受けました。瀬戸屋敷と協力し合いながら古民家連携で町を元気にしようとしています。

屋敷の持ち主にちなんで古民家は紋蔵と名付けられました。瀬戸屋敷のひな祭りに合わせてエスティバルが開催中です。瀬戸屋敷とは趣が違います。

若者が仕切っています。出店者も神奈川県内から集まっています。卵にこだわったプリン、カレー、自然派の化粧品、指のマッサージもありました。

瀬戸屋敷では開成町の野菜や商工振興会の特産品、開成町自慢のふるさと弁当、郷弁(さとべん)などを販売しています。瀬戸屋敷と紋蔵とは異質です。

しかし、異質とといっても古民家という共通性があります。両方が開成町を元気にしたいという思いが一致していれば良い関係になれます。

当面は、若者たちに自由にやってもらえば良いと思います。間違いなく良い刺激を与えます。温かく見守ることが一番だと思います。期待してます。