岸田総理の最初で最後の大仕事、国民会議の設置

明日は岸田政権の命運を決める日です。
天の声は退陣を求めています。

報道によれば衆院補選3選挙区すべて敗色濃厚です。
岸田総理の命脈は切れる寸前です。

訪米ではしゃいだのもつかの間でした。
夢見心地から覚めた気分はさぞかし気持ち悪いでしょう。

再選への欲望はきっぱり捨てる機会です。
残り5か月やめる気になれば何ができるか連休中に熟考願いたいです。

審議中の政治改革法案に決着をつけるのはイロハのイです。
お茶を濁すような態度は許されません。

北朝鮮を訪れ拉致問題解決の歯車を回したいとの願望はあるでしょう。
相手は揺さぶりの種にするでしょうから止めたほうが無難です。

内政課題については事実上すべて先送りしました。
防衛費も子育て支援策にしても本格的に財源論に踏み込んでいません。

少しでも反対が出ると論議を怖れ腰が引けてしまうのが岸田流でした。
極めつけのやわな総理の置き土産は得意とする「検討」を行う場の設置です。

有識者を結集した国民的議論の場の設置必要です。
安全保障、人口減少と少子高齢化、気候変動と大規模災害は必須の分科会です。

財政健全化、GX・DXと経済、国と地方の役割分担もそうです。
危機のオンパレードの時代ですのできりがありませんが絞り込む必要があります。

同時に国会内でも日本の重要課題について協議する場の設置を求めたいです。
与党だけでなく野党も参加して徹底して議論を深めて欲しいです。

最も注意しなければならないのは人選です。
功成り名を遂げた権威と呼ばれる方々の参加は遠慮願いたいです。

民間有識者も政治家も若く新進気鋭の人財を男女を問わず集めてほしいです。
2050年を目標に全く新しい日本の姿を描くのです。

右肩上がりの時代しか知らない世代は過去の体験が邪魔し新たな発想は出ません。
夢よもう一度的な考え方は時代錯誤です。

期間は最長でも3年で提言とりまとめは早ければ早いほど良いです。
岸田総理の最初で最後の大仕事です。