小田原市長選は加藤憲一前市長の運動の盛り上がり具合で決まる


連休初日の27日小田原城二の丸広場に出かけました。
ぼくちゃんたちがお祭りに行きたいと言うので付き添いでした。

お祭りとは労組主催のメーデーです。
お父さんが屋台の買い物券を持っていたので一緒に行くことになりました。

労組の組合員の子ども連れが目立ち本当にお祭りの雰囲気でした。
政治色は冒頭の式典にわずかに残ってました。

来月の小田原市長選、地域連合は現職の守屋輝彦市長支持です。
代表が支持の理由を説明し守屋市長も来賓あいさつで感謝の弁を述べてました。

守屋市長は元自民党県議としての強固な後援組織があります。
労組もついたとなると組織の支援の厚みがさらに増します。

地方選挙で投票率が高まらない現状にあって組織力は有利に作用します。
自民党への逆風を跳ね返す好材料だと感じていることでしょう。

加藤憲一前市長陣営にとって壁がますます高くなりました。
打ち破るのは容易ではありません。

組織力の乏しい加藤さんにとっての頼みの綱は無党派市民です。
市民の熱気で組織の壁を少しずつ崩すしか手はありません。

小さな集会を重ねていると聞いてます。
組織力に対抗するため小さくても渦を作り続けようという戦術です。

こうした草の根運動を侮ることはできません。
しかし相手の組織力が大きすぎます。

前市長の看板があるとはいえ地道な運動だけでは届かない可能性が高いです。
爆発力を向上させられるかが加藤さんの勝敗の行方を左右します。

ひとつひとつの集会の熱気が大切です。
冷静さをかなぐり捨てるような運動が求められます。

加藤さん本人はスタイルを変えられないでしょう。
周囲の応援団がその役目を担わないといつまでたっても熱気は出ません。

選挙戦本番になれば若者や女性の運動がどこまで盛り上がるかです。
その熱気が数パーセントでも投票率を上がられれば勝負の行方はわからなくなります。

前回は544票差。
今回の選挙のカギを握っているのは加藤さんの運動の盛り上がり具合です。