女性政治家と義理と人情

14日の晩きな臭い会合が東京で開かれました。
小泉純一郎内閣時代の閣僚の懇談会とされてます。

小泉元総理に山崎拓元副総裁、亀井静香さんら海千山千の方々が集まりました。
昨年12月に一度顔合わせをしていて2度目です。

今回の会合には次期総理候補人気ナンバーワンの石破茂さんが参加しました。
報道によれば小泉元総理が”総理道”を語ったとのことです。

「義理と人情を大切に」と諭したと報じられました。
総理になるための必須条件が「義理と人情」、わが意を得たりです。

先日ブログで「政治屋政治」をいかに脱するか書きました。
日本の政治においては義理と人情が大切だとしました。

外国で政治をしているのではありません。
日本の政治家としての徳目を考えれば至極当然のことです。

石破さんに最も欠けているとされるところです。
”義理と人情”をわきまえれば石破さんも総理に近づきます。

不思議な現象があります。
女性政治家で義理と人情の政治家だと言われる人物は記憶にありません。

田中真紀子さんのようにずけずけ言う人はいたのですが…。
不思議です。

先日旧知の女性国会議員とやり取りする機会がありました。
女性政治家も泥をかぶる気概を持って欲しいと伝えました。

その国会議員と私の共通項は野中広務さんです。
野中さんの口ぐせのひとつが「泥をかぶる」だったのでそうした表現を使いました。

義理と人情でもほぼ同じ意味です。
女性政治家は経験が乏しく訓練ができていないとのことでした。

女性政治家を飾り物のように扱ってきた伝統が本物の女性政治家が育つのを阻んでます。
責任あるポストにどんどん就いてもらうことです。

義理と人情にも通じてくるはずです。
女性なら義理と人情を政治の様々な局面でどう反映させるか見たいです。

次の総理としてふたりの女性政治家が挙がってます。
上川陽子外務大臣と高市早苗経済安保大臣です。

どちらが義理と人情タイでしょうか。
上川さんに分があるように見えます。