湯河原町長選挙、真打の登場を待つ

真打登場を首を長くして待ってます。
湯河原町の土屋由希子町議の湯河原町長選挙出馬決断のことです。

告示は18日で目前です。
町役場の元幹部、会社社長のふたりが出馬表明してます。

これでは湯河原町民が最終判断しなければならない争点が見えません。
真打の登場がどうしても必要です。

土屋さんは2020年3月の町議選で断トツトップ当選でデビューしました。
これ以来湯河原町の政治は彼女を中心に回ってきたといって良いです。

爆弾質問の連続、同僚議員からの集中砲火で裁判闘争に発展。
昨年4月の町長選に挑戦し敗北。


今年3月の町議選でまたもや断トツトップ当選で復活。
産婦人科医の女性医師とのタッグ戦の貫徹。

話題に事欠きません。
土屋さんという存在自体が常に問われ続けてきたと言えます。

5月富田町長が急死しました。
弔い選挙となれば土屋さんは出馬しにくいと見てました。

ところが大多数の町議の推しで元町幹部の出馬が決まりました。
首長と議会はなれ合いになりかねないと懸念されます。

弔い選挙の印象はすっかり薄れて湯河原町の民主主義が問われる局面に変化しました。
議会を足場に常に話題の中心だった真打が登場しないと役者が揃いません。

争点は土屋由希子さんという存在です。
湯河原町が土屋さんを受け入れるか否か問う選挙でなければ意味がありません。

土屋さんはこれまでの政治の在り方に異議を申し立ててきました。
なれあいの政治からの決別を主張してきました。

湯河原町の変革を求め続けてきた人物なしの町長選挙はしらけそのものです。
絶望的な低投票率となるでしょう。

土屋さんが決断するだけでがぜん選挙は盛り上がります。
湯河原町の将来を問う選挙へとたちまち変化します。

湯河原町は人口減少に苦しみ消滅可能性都市です。
なれ合って政治をしている状況ではないと考えるのが常識です。

厳しい現実を敢然として問う人物が選挙に出ないことには始まりません。
土屋さんの出馬決断を待ちます。