恋するフォーチュンクッキーを超えて

「恋するフォーチュンクッキー神奈川Ver.」サムネイル

(写真は、神奈川県ホームページより)

平成の最強の歌姫軍団と言っても良いAKB48を世に出した秋元康さんが2020年東京オリンピック組織委員会の理事に就任されました。

オリンピックの開会式、興味津々です。48000人の女の子たちがグランドいっぱいに広がって踊るのかな…。例えば「恋するフォーチュンクッキー」を。

2020年では、バージョンが古くなってしまいますね。秋元さんのことですからそんな陳腐な発想ではなく異次元の企画を仕掛けてくるでしょう。

秋元さんは私とはほぼ同世代です。昭和の最高の歌姫、美空ひばりさんの最期を「川の流れのように」で飾った方です。昭和の感性を持ち合わせていることに期待してます。

昭和と平成をコラボして新しい時代の感性を表現するには最適な人物の一人です。軽いノリで親しみがあって、哲学的にも深い何かを表現して欲しいです。

神奈川県のホームページを開くといっとう最初に「恋するフォーチュンクッキー」の話題が掲げられています。黒岩知事を始め県が総力戦で躍り込んでいる動画が見れます。

知事が先頭に立つのですからまいります。普通ならやれと言われても腰が引けます。みんな楽しそうです。開成町の古民家瀬戸屋敷の面々も踊っています。

時代の感性を捉えて県民に県の存在を親しみやすくわかってもらう手段としては本当に面白いアイデアです。テレビ出身の知事ならではの決断だと思います。

秋元さんがこれからオリンピックに向けて新たなAKBのイメージを世に問うはずです。神奈川県もいつまでも現バージョンの延長では面白くありません。

新しいセンスを取り入れて本家本元の秋元さんを驚かすようなアイデアを発信して欲しいです。秋元さんのオリンピックバージョンの参考となるような内容を盛り込んで欲しいです。

多文化共生がオリンピックの精神です。国や人種の違いを超えて一緒に参加するとか、今一番仲の悪い中国の方々と中華街で踊るとか知恵は出るはずです。期待します。