湯河原町長選挙、土屋由希子さんに勝利のチャンス到来

湯河原町長選今日が最終日。
元町議の土屋由希子さんと元役場幹部の内藤喜文さん。

19日朝の湯河原駅前は内藤カラーで染まっている感じでした。
土屋さんは数で押されてます。

存在感は土屋さんが図抜けていてすぐ目につきます。
人数の差はさして感じさせませんでした。

昨年12月の真鶴町長選を念頭に置いて見ています。
元横須賀市議の小林伸行町長が誕生した選挙です。

今回の湯河原の戦いと似てます。
有力候補は元役場の幹部で町の顔役や町議が勢ぞろいの支援体制でした。

組織が全くない落下傘の小林さんが勝ちました。
組織力は固定票をまとめたにすぎませんでした。

真鶴町は保守系が二派に分かれ対立してました。
小林町長はそのうちの一派と中間派を得たのです。

湯河原町では昨年4月に町長選挙がありました。
6千票余りと4千5百で土屋さんは冨田町長に敗れました。

逆風の中で得た土屋さんの票は底と見てよく上乗せ可能です。
新人の内藤さんは富田町長票はすべて固められません。

土屋さんが1割増やし内藤さんが2割減らせば5千票で拮抗です。
勢いで中間派を取り込むか保守票を得れば土屋さんは逆転です。

圧倒的組織力を誇るとはいえ内藤陣営は急ごしらえの弊害があるはずです。
内藤さんの名前を浸透させるのは骨が折れると思います。

短期決戦の選挙は知名度が高い土屋さんに有利です。
5月の小田原市長選挙で加藤前市長が盤石体制の現職に圧勝したのも追い風です。

土屋さんは女性、年齢は41歳、時代の流れに合った候補者です。
千載一遇のチャンスを得たと言っても良いです。

この絶好機を活かすも殺すも今日一日で決まります。
土屋さんの4年半のすべてがこの一日に凝縮されます。

いちばん大切なことは感謝だと思います。
破壊力のある土屋さんを支えるのは忍耐力がいるはずです。

仲間たちに土下座するぐらいの気持ちで最終日を過ごして欲しいです。
その感謝の気持ちは有権者に伝わり良い結果につながると思います。