湯河原町長選、土屋由希子さん惨敗
湯河原町長選挙の最大の争点は土屋由希子さんという存在です。
今回も拒絶されました。
7284票対3968票ですので惨敗です。
1年前より602票減らしてます。
投票率が3%弱上がっても得票を下げました。
土屋さんは厳しい現実を突きつけられました。
富田町長の急死に伴う選挙で知名度の高い土屋さんに有利でした。
当選した内藤喜文さんは元町役場幹部で知名度は低かったです。
自民党から共産党まで圧倒的組織力でカバーしたことになります。
そうした選挙を可能にしたのは本人の人柄もあるように思います。
19日土屋さんの応援に行った時、朝駅頭で内藤さんが立ってました。
支援者の中にいるとどなたが候補者かわかりません。
温和な表情でにこやかだったことが印象に残ってます。
一目で目立つ土屋さんと対照的でした。
そうした内藤さんの人柄が急ごしらえの選対をまとめるのに一役買ったと思います。
湯河原に代々暮らし役場勤めで地元に根付いていることも有利に働きました。
今回の結果は残念でなりませんが湯河原町民の選択です。
土屋さんへの拒絶感が強いことを痛感しました。
内藤さんは1年前の富田町長の得票数を1118票上回りました。
内藤さんの知名度不足は全くハンディになりませんでした。
反土屋の受け皿として機能した側面もあります。
土屋さんにはさせたくない層は知名度は関係ありません。
ここまで反土屋感情が根強い理由がなかなか見つかりません。
町外の方々の期待は1年前により確実に高まっていたと思うからです。
町内にもともと住んでいた人でないとわからない何かがあるように思います。
ここを克服しないと勝利は見えません。
土屋さんは昨年の町長選挙で敗れイメージの修正を図りました。
聴く耳を持つと。
有権者は信用してくれませんでした。
土屋さんもこの冷厳な事実を受け止めないとなりません。
なぜ信頼感を得られないのか問い直さないとなりません。
この作業を抜きに今後は全く開けません。