教育の町開成の実現に向け大胆な提案を期待

開成町の発展の土台は都市計画にあることは何度も書きました。
1965年12月1日の町広報で計画決定が紹介されてます。

「理想の田園都市建設」のため自由な土地利用を規制することがあると明言してます。
住民に嫌われるかもしれない政策を打ち出しました。

大方針を堅持して他市町には見られない理想的開発環境が用意されました。
一昨日の開成町日曜議会で山神裕町長が直近3年間の人口増加率は全国25位と報告してました。

2人の議員の教育論議を傍聴しました。
武井正広議員が執拗に学校給食の無償化を迫りました。

山神裕町長は無償化に反対の立場でした。
財源が1億2千万円必要で厳しい財政状況で優先的に配分できないとの主張でした。

議員の方は保護者の声と全国的すう勢を背景に何度も町長の考えを質しました。
町長の考えは変わりませんでした。

町長が何に財源を回したいので優先度が低いと具体の説明がないのはやや不満でした。
「理想の田園都市建設」のためには我慢してもらうといった明確さがないのです。

私の町長時代は小児医療費の助成拡大が時代の流れでした。
共産党の議員らにしつこく責められました。

私は一貫して拒否し補助水準は近隣最低レベルのままでした。
学校建設など基盤整備が優先との立場を貫き通しました。

清水友紀議員も教育について質問しました。
山神町長に対し独自性のある本格的な教育支援を求める狙いを感じました。

特別支援教育への充実を例に挙げていました。
山神町長から踏み込んだ見解を聞きたかったのですが慎重でした。

開成町にとって教育の充実はまちづくりの基本です。
国が出来ないことを町として挑戦することがあって良いです。

国家的課題は教育現場の人財確保への投資です。
学校給食費分の財源を教育人材確保につぎ込むのはどうでしょう。

世界に羽ばたく人財を開成から輩出するために年間1億2千万は多額とは言えません。
山神町長、大風呂敷を広げて町民を喚起しましょうよ。