湯河原町長選で敗北した土屋由希子さんへ
湯河原町長選で惨敗を喫した土屋由希子さんから電話がありました。
断じて下を向いてはいけないと伝えました。
1年あまりで2度も町長選にトライするなんて素晴らしいです。
挑戦するマインドだけでも特筆ものです。
意気地が無くなっているように見える若者たちに刺激を与えました。
結果にとらわれてはいけません。
突進型の土屋さんを支えるのは骨が折れると思います。
仲間たちの忍耐に感謝すべきと伝えました。
私は運命論者です。
天の差配によって人の配置が決まると思ってます。
類まれな能力と行動力を兼ね備える土屋さん。
湯河原町長の座に座るのは時期尚早と天が判断したと見てます。
強引さがありますので危なっかしさがどうしても消せません。
今回の惨敗からくみ取らなければならない教訓は鍛錬を積み出直せということです。
土屋さんの政治活動は東京で始まっています。
江戸川区や江東区で子どもの虐待防止活動を通じ政治に目覚めました。
大都市型の政治スタイルが身についてます。
迫力満点の演説を中心とする街頭活動が得意です。
田舎風の泥臭い選挙は苦手で地域密着の組織づくりが進みません。
今回の選挙ではその弱点がはっきり出たと本人も述べてました。
内藤喜文新町長の選挙と好対照です。
田舎ではどぶ板の方が強いです。
土屋さんはまだ41歳です。
有り余るほどの時間がありますのでじっくり構えて欲しいです。
まずこの4年間は原点に立ち戻り地道な活動を重ねるのが望ましいと思います。
地域政党ゆがわらが存続しており現職の産婦人科医の早乙女智子町議がいます。
きめ細かく地域要望を拾い議会を通じて提起して欲しいです。
地域にもっと根付くことが大切です。
大学で政策の勉強もして欲しいです。
可能なら公共政策大学院に入学はどうでしょう。
4年後再び議員からスタートし8年後ぐらいに町長に再チャレンジはどうでしょう。
それでもまだ53歳です。
下を向くことさえなければ未来は拓けます。
前途洋々です。