県西地域市民活動サポートセンターの設立を。

かながわ県民活動サポートセンター事業の写真

(写真はかながわ県民活動サポートセンター ホームページより)

日中間のわだかまりを少しでも解消できたらと一般社団法人・日中歴史文化交流センターを立ち上げました。悩みの種は、横浜で集まれる自前の場所がありません。

横浜駅西口のかながわ県民センターが会議場所としてはこの上なく便利です。12名から90名まで16室あり、料金も1時間当たり400円から1730円と格安です。

利用するには団体登録が必要なので管理運営している神奈川県県民活動サポートセンターに出向いて登録してきました。担当の皆さん極めて親切でした。

ややこしいパソコンの操作も丁寧に教えてくれました。正直目を見張りました。開成町役場でここまで相談者の立場に立って声をかけているかなという思いもよぎりました。

部屋の利用頻度はものすごいです。すぐに予約が埋まります。しばしばセンターの会議室を使った会議に出席しますが色々な団体の利用があるものだと目を見張ります。

私は、開成町長時代の最後に組織改正をしました。2011年の4月から自治活動応援課を発足させました。活発な自治会活動を支援することが狙いでした。

自治会活動だけでなく町を活気づける活動を盛んにさせようとしてます。趣旨が合致していれば10万円を限度に活動費を支援する制度も始まっています。

近隣市町でもこうした市民、町民の町づくりを応援する仕組みが始まっています。課題は1つの市町にとどまらない活動への支援する仕組みがないことです。

例えば足柄上地域の1市5町あるいは県西地域の2市8町を束ねる形で市民町民の町づくり活動を支援することができないだろうかと思えてなりません。

これは県の役割だと思います。中心となる市町が担うとどうしても自分の市町優先となります。広域に目配りするのは県が表に出るのが1番です。

県の出先機関の空き室の活用で県西地域市民活動サポートセンター発足できます。精通した退職職員を配置すれば人件費もかかりません。意義ある取り組みだと思います。