「まちがら」を良くするために
先月16日のブログで「まちがら」の良いまちについて述べました。
そのための条件を考えて見ます。
「まちがら」を支えるのは町民です。
参加意欲が旺盛で良識的な町民があふれれば「まちがら」は自ずと良くなります。
参加意欲を喚起するためには仕掛けが必要です。
リーダーの率先垂範がいちばんです。
「まちがら」を良いと感じてもらうためには町はきれいでなければなりません。
ゴミ拾いを始めました。
私の場合は「まちがら」より先に「ひとがら」を磨く必要がありました。
ゴミ拾いは一挙両得でした。
夜が明ける前に行ったのですがいつのまにか町民には伝わります。
町をきれいにすることへの町民の意識を多少は刺激したと思います。
町の花のあじさいの枯れ花摘みボランティア、大々的に呼びかけました。
500人規模に増えました。
定番のことですがスポーツ大会や祭りの中に飛び込むのも大切です。
町民との一体感が生まれます。
町議会も日曜議会を始め町民の参加を促す努力を重ねました。
議会傍聴者が多いのはこうした地道な努力の結果です。
町民に身近な参加の受け皿がないといけません。
自治会に求めました。
自治会への支援を厚くし側面から支えました。
じわじわと町民の参加意欲は高まって行きました。
「良識的な」町民を脅かすのは極端な対立です。
感情的になり良識が影に隠れてしまいます。
そうならないようリーダーは細心の注意が必要です。
リーダー自らが激高なんてことは本来あってはいけません。
私は戦闘的なところがあるのでけっこう苦労しました。
誠実に対応することが何より大切だと学びました。
相手の立場を尊重する姿勢は良識的な声の高まりを促します。
対立を先鋭化させない防波堤になります。
もうひとつ大切な取り組みがあります。
子どもたちを喚起することです。
子どもたちの元気は「まちがら」を明るくする最強の発信源です。
トップは学校行事などあらゆる場面で子どもたちの元気を促すことが大切です。