天の意思を直感で感じ取る

昨日は天について考える一日でした。
「日本ふと根の会」の代表で御年94歳の杉田廣善さんを表敬しました。

千葉県柏市の自宅まで片道2時間半の小旅行でした。
杉田さんを紹介してくれた山北の知人と2人でお邪魔しました。

到着した時原稿を書いていられました。
話し口調は穏やかありながら揺らぎがありません。

お役目を自覚されているからお元気なのですねと声を掛けました。
生かされていますとの返答でした。

杉田さんは師である松木草垣(そうがい)女史が体得した真理を解説しています。
「如是我聞(にょぜがもん;私はこのように聞きました。)」スタイルです。

松木女史は1950年代から90年代初めまで精力的に活動されました。
日本の進路を予言されてました。

越すに越せない時が来るというのです。
国際情勢の悪化、食糧危機、治安の悪化、自殺者の激増を予言してました。

アメリカに対する見通しは鋭いものがあります。
有色人種の数が増えるにつれて白人との対立が深まり不安定化するとしていました。

アメリカの現状を見通していたかのようです。
松木女史はアメリカの時代が終わりを告げると見てます。

お米が満足に食べれない時代の到来も警告してます。
絵空事とは思えない状況になってます。

危機を乗り切るためには人財が必要です。
天の意思を直感で感じ取れる人財が輩出しなければ乗り越えられないと述べています。

日本人の肚の奥には天の分かれであるみたまが存在しているというのが教えの根幹です。
みたまと直接やり取りできれば天の意思は確認できます。

私利私欲を消せれば直観として伝わり可能だと言います。
禅に近い考え方です。

私流の解釈では「敬天愛人」を唱えた西郷隆盛のような人財の排出が必要だということです。
ミニ西郷が全国いたるところで活躍すれば日本は救われます。

帰り際に杉田さんよりどっしり構えて時期を待つよう言われました。
天と対話できるよう精進しろと激励されたと受け止めました。