里と山、同時のプレゼンテーション

昨日、一般社団法人酒匂川流域自然エネルギー研究開発協議会の活動報告を開成町の府川裕一町長にしました。パソコン使って映像を写しながら行いました。

剪定枝や間伐材を燃やして熱源とし小型の植物工場をまず最初に立ち上げる計画であること、続いて、造り酒屋の瀬戸酒造の再生と自然エネルギーと絡めること。

3段階目として隣接する南足柄市と協力し合ってバイオマスの自然エネルギー供給拠点を設置し本格的な薬草工場の誘致へとつなげていこうという流れです。

私たちは「わくわくランド開成構想」と名づけていますが開成町だけにとどまる計画ではなく足柄地域全体にまたがる地域活性化策だと自負しています。

府川町長からは最初の小型の植物工場を設置する場合の農地法上の許認可の問題や実際に手を挙げる農家がいるかどうかについて質問がありました。

農地にコンクリートを全面的に流し込んだりしない限りは農地法をクリアできることを説明しました。担い手の農家は悩みの種ですが若手の農家に期待していると答えました。

私たちの方からは足柄地域全体を視野に入れた構想であるので神奈川県の全面的な支援が不可欠だと述べました。県に協力にプッシュして欲しいとお願いしました。

松田町で森林再生に取り組んでいる西湘自然環境研究会が昨日松田町の本山博幸町長に森林再生のための方策を提案しました。全くの偶然の一致です。

松田町は、森林資源を有してます。間伐材を伐り出してストックする木の駅構想などを説明したとのことです。私たちのわくわくランド開成構想も話題にしていただきました。

私たちの構想は山林資源の活用のアイデアです。使い道がないから山林放置されたままになっている間伐材を使っていこうという発想です。

(写真は松田町観光協会のHPより)

里と山は連携できます。行政が広い視野で双方にメリットが出るように協力し合えば里と山の総合的な地域活性化計画に育つと確信します。行政トップ達の指導力に期待します。