バレーボール男子日本代表、粘りのスーパープレイで栄冠を

バレーボール男子日本代表に注がれる視線は熱いです。
オリンピック前にNHKが2度も特集を組んでました。

人気バレーボール漫画の「ハイキュウ」と絡めた番組は斬新でした。
漫画の世界だけのプレーと思われたスーパープレイを実際にやってのけているのです。

キャプテンはエースアタッカーの石川祐希選手です。
最高峰のイタリアリーグでも活躍している自他共に許す大黒柱です。

石川選手は東京オリンピックに出場しここぞという時にアタックミスをしました。
そこから流れが悪くなりベスト8で敗退へとつながりました。

石川選手はこの悔しさをばねに鍛錬を重ねました。
絶対エースはいざという時に決めなければならない存在であることを胸に刻みました。

パリオリンピック予選リーグの初戦の相手はドイツでした。
世界ランクは日本の2位に対しドイツは11位で勝たなければならない相手です。

第4セットが分かれ道でした。
取ればセットカウント3対1で日本の勝利となる最終局面でした。

石川選手は最後の最後に痛恨の2連続アタックミスを犯しました。
試合はフルセットにもつれ敗戦となりました。

2022年サッカーワールドカップカタール大会のコスタリカ戦を思い出しました。
この試合で勝てば決勝リーグ進出に大きく前進でした。

キャプテンの吉田麻也選手が頭で中途半端なクリアをしました。
相手選手に拾われ決勝点を与えてしまいました。

敗北の戦犯と言って良いキャプテンのミスでした。
今回の石川選手と同じです。

サッカー日本代表は次の試合で難敵スペインを破り決勝トーナメントに出ました。
バレーボールも奇跡の復活を見せて欲しいです。

日本の金メダル第1号は31歳でオリンピック初出場の女子柔道の角田夏実選手です。
極めた巴投げと粘りの柔道は天下一品であることを証明しました。

強敵続きの男子バレーボール予選リーグ、拾いまくる試合展開を期待します。
粘りのスーパープレイで金メダルを目指して欲しいです。