大学生のまちづくりレポートより3
若者に受けるまちを創りたいなら大学生の傾向を知ることは大切です。
レポートからも傾向や好みが見えてきます。
肌身離さないのはスマホで身体と一体化してます。
調べものにしても交流にしてもすぐに取り出せるお友達です。
デジタル機器に対して違和感はありません。
空気のような存在です。
逆にアナログでレトロな雰囲気にはあこがれを持つ傾向があると思います。
昨今昭和レトロが流行るのは高齢者の好みの反映ではありません。
昭和レトロはおっさんの世界などと早とちりは大間違いです。
レポートでも昔懐かしい遊園地の復活をまちおこしの起爆剤にという提案がありました。
老舗デパートが全国各地で閉店してます。
デパート内の構造とか店舗の見せ方を工夫すれば再建の可能性はあるように思いました。
若者に思い切って一切合切任せたらどうでしょう。
レポートを読んでそんな気分にさせられました。
大学生はテーマパークが好きです。
特にTDLとUSJです。
徹底したサービス精神が貫かれていることが魅力となってます。
美しくサービスが行き届いていることに対する感性は強く持っていると思います。
テーマパークで知った管理運営をまちづくりに応用するレポートがありました。
ゴミのないきれいなまちづくりのお手本はテーマパークなのです。
まちづくりの担当者はテーマパークの見方を変えなければなりません。
娯楽施設ではなくまちづくりのお手本として見る時代です。
若者はスポーツが好きです。
スポーツを起爆剤にまちづくりは人気があります。
千葉ロッテマリーンズの本拠地を誘致というレポートがありました。
故郷の千葉県八街市の人口減少を食い止める切り札になるというのです。
全天候型の野球場と宿泊施設を兼ね備えた施設ならば可能性はあります。
北海道北広島市はその路線で日本ハムファイターズを誘致してます。
八街市でできない理由はありません。
レポートを書いた学生は市長か市議に立候補したらどうでしょう。