沖縄の再生無くして日本の再生無し
14日付の日経新聞の見出しに目を奪われました。
「『長寿沖縄』今や短命県」となってました。
驚きました。
都道府県別平均寿命2020年時点で男性43位、女性16位。
データを確認してみましたが間違いありません。
男性が最下位目前なのには驚きました。
過度の飲酒やハンバーガーなどファストフードなど食習慣を原因と捉えてます。
在日米軍を抱えている影響にも触れてました。
沖縄は在日米軍の専用基地の70%が集中立地してます。
基地問題は犯罪だけでなく県民の健康にも影響を与えていることになります。
神奈川県はどうなっているか調べてみました。
在日米軍基地を抱えている代表的都市は横須賀です。
やはり平均寿命は男女ともに最下位クラスでした。
しかし小田原市なども横須賀と同じレベルですので基地だけが原因ではないようです。
ちなみに開成町は男性82.1歳女性87.9歳でともに鎌倉市と並んで県内トップです。
女性は全国レベルでもベスト10入りしてます。
健康で長生きがいちばんです。
こちらのデータでも沖縄県は高くありません。
男性は2010年は10位、2019年は40位、女性は2010年5位、2019年25位です。
記事には「沖縄クライシス」とありましたがまさにそうです。
沖縄は安全保障問題で日本の危機の最前線です。
加えて長寿の島の崩壊となるとただ事ではありません。
沖縄は日本の課題先進県なのです。
県レベルで解決するには荷が重すぎます。
沖縄県を47都道府県のひとつに位置づけるには無理があります。
特別の扱いを考える必要があります
沖縄を道州制特区に格上げして国と県の力を結集する時代に入りました。
国の各種出先機関と沖縄県を合体して新たな地方政府をつくるのが賢明です。
1972年に本土復帰する前は琉球政府という存在がありました。
この統治の仕組みを応用すればよいと思います。
岸田政権の次の政権の重要テーマです。
沖縄の再生無くして日本の再生無しです。