二宮町の東大果樹園跡地の利活用のゆくへに大注目です。
(写真は、二宮町ホームページより)
湘南の一角、二宮町の市街地にほど近い丘陵地帯に東京大学農学部が果樹園を持っていました。広さはおよそ1万坪です。昨年、町が購入しました。4億5千万円です。
坂本孝也町長の大英断だと思います。果樹園は二宮を代表する施設ですし自然と調和した空間です。この地を守りながら新たな町づくりの発信基地となるからです。
私が開成町のかやぶき屋根の古民家、瀬戸屋敷の全面改修を決断した時を思い起こします。瀬戸屋敷の改修には4億4千万円かかりました。
お金がかかっても守るべきものは守り再生して未来へとつなぐ責務がリーダーにはあります。坂本町長が財政をやり繰りして購入の決断したことは大いに評価されます。
二宮町は、この土地の利用をしたいと考えている団体や個人を対象に利用方法のアイデアを公募しています。今月末までに提出となっています。
期間は5年で賃借料は一平方メートル辺り4円以上となっています。アイデアが優れていれば格安で5年間は広大な土地を利用できるということです。
東大跡地の活用にずっと関心を持ってアイデアを練ってきた町民が中心となって他の市民グループに呼びかけてみんなで利用する農園としようとしてます。
グッドアイデアだと思いました。まずは二宮町民が東大果樹園の持つ価値をしっかりと理解することが何より大切です。そして町内外に応援団を募ればどんどんひろがります。
体験型の観光の拠点とすることもできます。大学の建物が残っていますので教育の場としても活用が可能です。たちどころに二宮町を発信できます。宝物そのものです。
もう少し早く町が利用プランを公募しているのに気づいていれば私も提案したかったです。どんぐりの森を育ててどんぐり学校を開校したいです。
ちょうどおととい瀬戸屋敷でどんぐり源さんに瀬戸屋敷で講座を開いてもらったばかりです。二宮にも拠点ができれば源さんの活動が広がります。
まだ間に合います。市民グループの端に入れてもらってみんなの力で進める東大果樹園活用に向けてささやかですがお手伝いができればと思ってます。