たかが1点、されど1点

男子バレーボール、日本は1点がどう踏ん張っても奪えずベスト8で敗れました。
最強国のひとつイタリアに屈しました。

屈したというより2メートルを超える高い壁に阻まれたといったほうが良いです。
ブロックに跳ね返されました。

嫌な予感を抱いてました。
予選リーグの初戦のドイツ戦です。

決定的チャンスでエースでキャプテンの石川祐希選手が立て続けにミスしました。
いざという時に力を出せないと思わせました。

オリンピック前にNHKは男子バレーボールを特番で持ち上げてました。
石川選手はヒーローでした。

イタリアの最高峰のリーグで一流選手となりました。
その実力者であってもオリンピックの舞台は違います。

イタリア戦は第3セットでした。
ストレートで勝利目前の時に石川選手は点が取れません。

あるバレーボール経験者に聞いてみたらメンタルかな…と話していました。
決められなかったあとの石川選手の表情は不安げに映ったということです。

大黒柱のしぐさはチームに与える影響は極めて大きいとのことでした。
不安感が伝わり影響があると話していました。

最終第5セット、日本の勝利が近いと思った場面でサービスミスがありました。
この選手は敗戦の戦犯であるかのようにネットで叩かれているようです。

ひとりを非難するのは的外れのように思います。
エースで勝てない状況が続き異常なプレッシャーがかかっていたとも言えます。

精神的にたくましい大黒柱を育てるしかありません。
理想はでかくて強い選手です。

大谷選手級の可能性のある選手がいたらどんどん外国に武者修行です。
そこに匠の技の選手が組み合わされば頂点が見えてくるような気がします。

最後にテレビ解説者について。
相手のサーブミスに”ヨシ!”、味方のミスに”切り替え切り替え”。

これって解説でしょうか。
単なる応援コメントで不満でした。

元日本代表ならばもっと深いコメントを繰り出して欲しかったです。
解説も選手交代待ったなしです。