地震国日本どこで地震があっても不思議無し

昨晩8時前母屋でオリンピックを見てました。
小刻みな縦揺れが短時間続きました。

緊急地震速報があり隣接の松田町などで震度5弱でした。
開成町は震度4でした。

地震の時にいた母屋は築200年ほどの農家の作りで関東大震災に耐えている建物です。
本格的な耐震補強はやりようがなく離れを建てました。

仕事部屋と来客対応と書庫に使ってます。
家具の転倒防止は厳密に行ってます。

南海トラフと関連があるのかと誰しも思います。
専門家によると無関係とのことです。

南海トラフの巨大地震についてNHKがドラマ仕立てで特集を組んでました。
「半割れ」という印象的なフレーズが記憶に残ってます。

南海トラフの東西どちらかで巨大地震が起こったとします。
その地震が引き金となって別のエリアで巨大地震を誘発する恐ろしいシナリオです。

歴史的な事実に基づいた想定です。
今回の日向灘の地震はそこまで規模の大きいものではありませんでした。

発生の確率が相対的に高まったという表現にとどまりました。
注意喚起となった背景です。

こうした地震学の手法に異を唱えた研究者がいます。
GPS測量の世界的な権威の村井俊治東大名誉教授です。

GPS測量で異常なずれを測定した方が手っ取り早いとの考え方です。
村井さんは地震科学探査機構という会社を立ち上げて調査データを有料で提供してます。

8月7日に週間地震予測がメールで送られてきました。
「九州地方で新たな前兆現象があらわれました」となっていました。

時期は9月4日までマグニチュードは6±0.5でした。
予測の翌日に日向灘で発生しました。

4センチ以上のずれが起こる基準点が一定割合を越えると告知する仕組みです。
今回はドンピシャに近い予測となりました。

毎回このような結果になる訳ではありません。
今年元旦の能登半島地震の時は前兆を全く把握できていませんでした。

地震国日本、どこで地震があるかわかりません。
昨晩の地震で改めて思い知りました。