自民党総裁選、小泉進次郎さんの”推し活”が決め手

自民党総裁選、大乱世らしくなってきました。
崩壊過程なのかそれとも新たな党の創造に向けた試練なのか自民党は正念場です。

乱立状態を収めるには求心力がある大義名分が不可欠です。
自民党の窮状を救うわかりやすいいわば錦の御旗です。

「世代交代」がまず頭に浮かびます。
小林鷹之さんがいち早く出馬表明しました。

当選4回で49歳、高齢化が進む永田町では青年です。
大物政治家へのデビュー戦に挑むのは大歓迎です。

タカ派で鳴らす割りには大人しかったです。
岸田総理の不出馬宣言より前に暴れ回り胆力があるところを見せて欲しかったです

石破茂さん、河野太郎さん、小泉進次郎さんも有力候補として名が挙がってます。
共通項は国民的人気で大義は「選挙の顔」です。

選挙基盤がぜい弱な政治家にとっては魅力的です。
しかし極めて内向きな大義です。

もうひとつとっておきの大義名分があります。
「日本初の女性宰相の誕生」です。

アメリカのスミス副大統領がさっそうと大統領選に名乗りを上げたことは追い風です。
”スミスに続け!”と盛り上がりを演出できれば一気に駆け上がる可能性があります。

「政策通」もないとはいえません。
ただ大乱世のリーダーとして適任か疑問が残るのが弱みです。

どのような大義を掲げても候補者だけの力量では勝利は見えてきません。
機を見計らって支持を打ち出し流れを導く舞台回しが必要です。

こうした役割はこれまで海千山千の政治家が担ってきました。
若手の仕掛け人が躍り出ることを待ち望んでます。

老かいな裏仕掛けではなくさっそうとした立ち振る舞いを見せて欲しいです。
小泉進次郎さんにはそうした素質と度胸があるとにらんでます。

俺が俺がと手を挙げる隊列に加わらず推す側に回れば根強い人気を誇るだけに強力です。
小泉さんの”推し活”は流れを決める力があると思います。

若手を推せば若手宰相の誕生、女性を推せば女性宰相の誕生になる公算大です。
若きキングメーカーです。