アメリカに対してもノーといえるリーダーを
自民党総裁選に立民党代表戦。
政治の季節に間もなく突入するにあたり肝に銘じたいことがあります。
日本を安全で安心した方向へと導く論議を深めて欲しいです。
そのための論戦が深まるかどうか注視したいです。
日本の安全保障は日米安保が基軸です。
異論はありませんが盲目的に付き従うことではありません。
米中対立の激化の影響を受けて日本が欲しない戦争に巻き込まれる恐れがあります。
二度と戦争はしないとの79年前の誓いを反故にしてよいか真剣に考えないとなりません。
ブログで来年の終戦80年を国民の戦争責任について考える元年にと提起しました。
国民が戦争に加担した事実を直視し戦争を自分事にすることが第一歩です。
国民の熱狂的な振る舞いが戦争への機運を盛り上げます。
マスコミの扇動的な報道がそうした空気を更に熱くします。
国民の熱狂が軍部の大陸侵略を正当化する要因となったのは間違いないところです。
再び過ちを犯したら過去から何も学ばなかったのと同じです。
米中対立の激化は台湾をめぐり日本が戦争に巻き込まれる危険性を感じさせます。
アメリカへの追随を当然視する傾向が強いからです。
日米の外務・防衛協議で日米の指揮統制系統の強化が話し合われたことを懸念する声があります。
アメリカの指揮に逆らえるか疑問があるからです。
米中対立の激化が煽られアメリカの軍事戦略と一体化したらどうなるかです。
日本国民の真価が問われる局面です。
冷静に判断しアメリカに対し異議申し立てが出来なければ戦争に突入もあり得ます。
日本の最大の試練の時になると思います。
政界の暴れん坊、亀井静香さんの持論である「さんない政策」が頭に浮かびます。
アメリカのポチにならない、中国の食い物にならない、ロシアにだまされないです。
後ろふたつは声高に言われてます。
問題は最初のポチ問題です。
基軸となる同盟国であってもノーという時にはノーです。
それが言える指導者がいなければなりません。