立民代表選挙、野田元総理浮上の可能性強まる

立民党代表選挙、泉代表いまだ出馬表明できません。
事実上、枝野元代表と野田元総理の争いになったと見て良いです。

自民党総裁選挙に比べ影が薄いと嘆く声が報じられてます。
私はそうは思いません。

自民党の総裁選挙を眺めてあきれている国民も相当数いるはずです。
学芸会みたいだと…。

立民党が政策論議を深め自民党との対比を見せられれば面白いです。
自民党から離れる票が集まる可能性あります。

自民党の混乱は立民党への追い風の要素をはらんできました。
成熟した大人の政党の実力があるとの印象を見せられるかです。

枝野元代表と野田元総理のどちらがそうした印象を持っているかです。
野田元総理が時代が求める空気感に合致し出したように見えます。

小沢一郎さんが最終的に支持表明したことが証拠です。
小沢さんは権力への近づき方にかけては他の追随を許さない策士です。

最初に泉下ろしののろしを上げ存在感を見せつけました。
流れを決めれそうな局面で野田支持を打ち出したと推測できます。

野田元総理は民主党政権崩壊の引き金を引きました。
惨敗必至の2012年暮れの総選挙に突っ込み本当に党は壊滅状態に陥りました。

231議席から57議席です。
日本がアジア・太平洋戦争で敗れたようなものです。

東京裁判であれば極刑です。
野田元総理は政界の第一線にはたてません。

表舞台に出るチャンスが巡ってきたことになります。
自民総裁選の混乱が盛り立て役になっていると見ます。

野田元総理のどっしりとした印象が活きそうな局面がしつらえつつあります。
自民に対抗できそうな期待感が高まる可能性があります。

野田元総理は安倍元総理との党首討論で解散を決め民主党の惨敗を招きました。
お返しをすると意気込んでいるはずです。

メディアの世論調査によれば政権交代を求める声は決して小さくありません。
こうした世論の受け皿となるイメージが出せるかです。

出せれば自民党も侮れません。
衆院選挙が熱くなります。