小さな自治体は、ベンチャー企業
小さな自治体はベンチャー企業と一緒が持論です。
虎視眈々と活性化のネタを見つける姿勢が必要です。
小さな市町村のトップが執務室にどっかと腰を下ろしているようでは停滞します。
ベンチャー企業の社長が動き回らないならそもそもベンチャー=冒険的ではありません。
私は町長就任と同時に走り出しました。
神奈川新聞に首長の動向欄があります。
町民から驚かれるほどでした。
早く成果をとはやる気持ちがあったのは事実です。
小さな町のトップは動いてなんぼの姿勢はその後も一貫してました。
静かにしていては相手にされませんから致し方ありません。
古巣のNHKには何度も足を運びました。
町を挙げてのイベントのあじさい祭りを売り込むことができました。
町の開発事業に欠かせない小田急電鉄のトップの信頼感を得ました。
富士フイルムのトップに対してもさしで意見を交わす関係ができました。
有力国会議員や県知事や県議に対しても真正面から当たりました。
政治記者時代の人脈と養われた度胸が活きました。
勝負をかける人物と会う前に書面を出すことをぜひお勧めします。
どのような構想を持っていてなぜお会いしたいかを熱く文書で語るのです。
相手がどんなに地域の高い方でも町民を代表しているとの使命感を文書に込めるのです。
本物の人物ならば熱い心に必ず応えてくれます。
大切なのは情熱です。
小さな自治体のトップは自分を奮い立たせてほしいです。
私の住む神奈川県西部は全国的に見て地域資源の宝庫です。
活かしきってません。
地域住民が求めている病院とか企業の誘致にしても便利で自然が残る地域環境は有利です。
首長の働きかけにかかっていると思います。
グローバル時代でインターネット社会です。
目を世界にまで広げ飛び回る首長がいても何ら不思議ではありません。
国や県の動向ばかり気にして内向き志向では小さな自治体はじり貧です。
世界に羽ばたくベンチャー企業と肩を並べる存在を目指して欲しいです。