神奈川大学で非常勤講師始めました。

昨日、初めて神奈川大学法学部で講義をしました。非常勤ですが毎週水曜日2講座持ってます。政策過程論と地域政治論です。いずれも開成町長時代の体験を基に話します。

この春、オープンしたばかりの3号館の地下の教室でした。パソコンからDVDまで全て簡単に接続できるようになってます。マイクも首かけ方式でした。

初日は黒板を使って話しました。黒板も今どきの黒板は、チョークの粉が飛びません。チョークも黒板の板も両方とも技術革新が進んでます。

午前10時半から政策過程論、午後1時からが地域政治論です。学生は、連休前まではどの講義を受講するか色々と見て回っている時期です。

午前の講義は、100人以上来てました。座り切れませんでした。午後は半分ぐらいでした。どちらの講義も初日で下の講師の自己紹介を行いました。

私の特徴は、何といっても開成町長13年の体験です。小さな町がなぜ人口が増え子供の数が増えているのかその秘密を学生に解説することにしています。

それともう一つは選挙への挑戦です。1996年10月から2013年7月まで何と8回選挙を行いました。大きな選挙は全て敗れてます。

この2つの体験を通じて小さな自治体でも情熱と知恵と行動力で相当のことが実現できることを伝えたいです。小さな自治体で働きたいという気持ちを喚起させたいです。

また挑戦することは怖れることではなくその結果得られることが大きいということを実体験から語ります。大人しいといわれる最近の学生たちの冒険心を高めたいです。

授業後2人の学生が私に質問してきました。1人は、小さな自治体で働きたいという学生でした。すぐに開成町役場に電話しました。

神奈川大学出身で非常に優秀な若手職員がいるからです。その職員に取り次いで先輩としてアドバイスをして上げて欲しいとお願いし学生を紹介しました。

もう一人の学生は「実は…、昨年の参議院選挙で露木先生に1票入れました。」と話しました。思わず苦笑いしてしまいました。その後、御礼を言いました。

若い学生の政治への関心も高めたいと思いました。NHKの政治記者としても体験も活かせるなと思いました。学生と接するのが楽しみです。