自民党総裁選、人財不足を嘆く
9人勢ぞろいの自民党総裁選。
衆目が一致する候補者は不在です。
陽気さはリーダーの条件です。
国民を引きつけひとつにまとめる能力です。
大衆的な人気を博すリーダーが陽気さを持っていることからもそれはわかります。
有力候補とされる石破茂さんの暗さは何とかならないでしょうか。
問題は中身だと叱られるかもしれません。
人は見た目が9割ともいわれ感覚に引きずられるのは人間の性です。
無骨でも大平元総理のように耳を傾けたくなる政治家はいました。
人格のすばらしさが漂ってました。
仮に石破総理になったのならば内閣に明るさを注入できる人事が不可欠です。
おろそかにできない課題です。
見るからに軽さを感じるのも困ります。
一国を率いて行けるのだろうかと心配が先に立ちます。
小泉進次郎さんに懸念が付きまといます。
弁舌は切れ味がありルックスも良い、でも信頼感が足りません。
総理は日本の頂点に立つ政治家です。
不安に駆られるのは私ひとりではないと思います。
周りが支えるという考え方もあり得ます。
そうしたリーダーになるには条件があります。
安定感があるから周囲が支えるのです。
どう転ぶかわからない不安定さを支えるのは容易ではありません。
現代日本にとって懸案は中国との向き合い方です。
強大な強権国家と化した隣国の存在は厄介です。
よく言われることですが引っ越すわけにはいきません。
腰を据えて向き合うほか道はありません。
始めからとげとげしい雰囲気となってしまっては日中関係は険しくなります。
高市早苗さんにその恐れが多分にあります。
中国と敵対することで日本が存在感を示すのは誤った方向です。
米中対立の中でアメリカの手先として利用される恐れがあります。
アメリカには従順で中国には居丈高はねじまがった態度です。
足元を見られ日本の立場を弱くします。
アメリカ、中国、ロシア、どの大国にも日本の主張ができるリーダーが必要です。
日本の危機なのに人財が見当たりません。