石破新総裁の人事を妄想する

石破新総裁の総裁選当選直後の様子に目を凝らしました。
岸田総理の演説に拍手する姿は手を大きく前に出し心を込めているように見えました。

演説後の握手も力がこもっているようで岸田総理とは通じているとにらみました。
石破総裁のあいさつで「新しい資本主義」という岸田総理の政策のキーワードが出ました。

すっかりさび付いたと思ってましたが石破総裁は継承と発展を明確にしました。
岸田総理が好ましいと思う人財が主要ポストに就くでしょう。

党の運営の要の幹事長は選挙に強く党内外の意見を聞くまとめられる人財をと述べました。
岸田総理が高く評価するとの条件を加味して考えると森山総務会長の横滑りが確実です。

野党の立民党は不慣れな中堅を起用したのでベテランをぶつけるのは得策です。
石破総裁―森山幹事長体制は野党にとって手ごわいです。

内閣を支える要のポストの官房長官は石破支持グループが薄いだけに悩ましいです。
旧岸田派にすがる可能性もありその場合は林官房長官の続投です。

逆に岸田路線を真っ向から否定した人物がいます。
茂木幹事長です。

岸田総理を支える立場にいながら総裁選挙では増税ゼロを掲げ全面否定しました。
主要ポストに据えることに岸田総理は猛反対するでしょうから無役もあり得ます。

石破支持グループには能力値の高い民主党からの鞍替え組がいますので注目です。
危機管理に強い細野豪志さんと防衛の長島昭久さんです。

細野さんは当選8回ですので危機管理担当大臣あり得ます。
悩ましいのは高市早苗さんと小泉進次郎さんの処遇です。

高市さんは石破総裁の政治理念と色合いが異なり小泉さんは安定感に欠けます。
しかしともに人気者で衆院選を考えると外せません。

高市経産大臣、小泉さんは国会対策委員長で雑巾がけはどうでしょうか。
高市外務大臣では対中関係がぎくしゃくしますので他に適任ポストがありません。

最後に長老についてひとこと。
麻生副総裁は姿を消してほしいです。

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