紋蔵フェスタ好発進!

昨日、開成町を代表するかやぶき屋根の古民家、瀬戸屋敷のすぐ裏手にある小さな古民家、紋蔵でフェスタが開かれていました。大賑わいでした。

全体を仕切っているのは大井町などで完全無農薬野菜を栽培している若者です。柳川恒さん。30歳そこそこです。彼を中心に町外から色々な仲間が集まりました。

ちょっとしたよそ者軍団の結集です。若者だけでなく大井町の丘陵地でそばを栽培しふるまっている親父さんたちも参加していました。おそば、美味しかったです。

南足柄市の福祉施設も出店してました。卵にこだわっています。私と妻とでシュークリームを2つ買いました。幸せな気分になる美味しさでした。

このほかに小田原からも秦野からもお店が出ていました。開成町の小さな古民家を舞台にして広域で地域を盛り上げる取り組みが始まったと感じました。

今回の取り組みの発信源は、開成町を中心に福祉施設を運営してる畠山光子さんです。本人はお姉さんだと思っていますが団塊の世代よりちょっと上のおばさんです。

畠山さんの突出した行動力が若者を引っ張り上げています。畠山さんは、一から福祉施設を立ち上げて小田原市内にも展開するまでになった体験者です。

理屈ではなく行動だという哲学で若者を叱咤激励して実践にまでこぎ着けました。畠山さんが古民家を借り上げて修繕し若者に活躍の場を与えた功労者です。

畠山さんは、開成町在住ですが、元々は九州の出身です。いわばよそ者です。紋蔵の取り組みは、よそ者と若者のコラボレーションで成り立っているといえます。

残るは夢中になって盛り上げていくばか者の存在が求められます。こちらは地元、開成町から飛び出してきて欲しいです。老若男女問わずです。

昨日は、開成町の府川町長も見に来ていました。行政の役割は、地元だ、よそ者だ、若者だと区別することなくできる限り境を無くすことだと思います。

様々な人たちが新たな地域おこしの取り組みに参加しやすくするよう、地域との調和に心配りをする配慮が大切です。主催者も当然ですが行政の支援が必要です。

小さな古民家を舞台に素晴らしい取り組みが始まりました。毎月、第2週の木、金、土の3日間開催するということです。新しい地域おこしの場になりそうな気がします。