温故知新型の地方創生策のすすめ

石破総理の一丁目一番地の政策は地方創生にあります。
交付金倍増と報じられました。

地方創生とは言い難いような分野におカネをつぎ込み無駄になる恐れもあります。
コロナ対策臨時交付金の使い道に対する批判は根強いですので二の舞は避けて欲しいです。

様々なモデル事業の提案が国より下りてきます。
採択後の事業効果の検証が不十分です。

少子化と人口減少対策については失敗です。
少子化と人口減少が加速しているという事実が動かぬ証拠です。

地域創生策も再点検してから交付金倍増を考えるのが本来です。
地に足が着き効果が上がる地方創生プランが必要です。

地域経済の活性化にはインバウンド観光は外せない時代となりました。
外国人による物見遊山に終わってしまえば地域創生にはつながりません。

インバウンド観光を地域全体の活性化に結び付けないとなりません。
観光の原点に戻ることでそれは達成可能となります。

観光の「光」とは地域の文化や暮らしぶりなのでそこを再生させることです。
箱モノとして拠点となる施設をよみがえらせるだけでは不十分です。

地域の人々がおもてなしに参加したり子供たちと交流したり多様な触れ合いが不可欠です。
自然環境もできる限り当時の景観に戻すことも大切です。

お土産産品の開発で地域の産業おこしにつながればさらに好ましいです。
インバウンド観光は裾野の広い取り組みです。


開成町では300年続く古民家を全面改修し都市との交流の場と位置付けました。
今や都市部の住民に加え外国人も多数訪れるようになりました。


近くの酒蔵の復活にもつながり地域経済に好循環をもたらすようになりました。
古民家を今によみがえらせたことで活性化の渦が徐々にわいてきました。

近くに古民家が残ってますのでまだ展開の余地があります。
公的資金が投入できればさらに弾みがつきます。

古いものを今によみがえらす温故知新型の地方創生事業の可能性を示してます。
全国各地で応用が可能です。