ルールを守らない石破総理に待ち受ける暗い未来

石破総理の所信表明聴きましたが右から左でした。
これだけ前言を覆されると信用が揺らぎます。

「ルールを守る自民党であらねばならない。」が口ぐせでした。
自ら次々と破ってしまっているので空々しいです。

石破総理の良さは正論にこだわる意固地なところです。
自民党を変えてくれると期待された方は多いと思います。

選挙のことしか目に入らなくなったようです。
どなたに知恵をつけられたかは別で最終決断は総理です。

堂々と議論したのち選挙するのが筋としてました。
あっさり翻して9日解散27日総選挙となります。

予算委員会は開かず党首討論とのことです。
短い時間の言い合いは議論を深めるのとほど遠いです。

極めつけは裏カネを受け取っていた議員の公認問題です。
原則公認と報じられました。

公認には十分な議論が必要と強調していた舌の根が乾かぬうちの早業です。
時間がないので公認では言葉がありません。

石破総理は自らに説明責任があると公言していました。
どんな理屈をつけようとも納得はさせるのは困難です。

和歌山では裏金議員を代表する二階元幹事長の子息が出馬します。
そこに裏金議員の代表選手の世耕自民党前参院幹事長がぶつかります。

不明朗なカネにまみれた者同士のおぞましい姿にあ然とします。
自民党に本気で政治を刷新しようとする政治家はいません。

いるのならばこの体たらくに激怒して一喝します。
身を省みることなく党のため国のために捨て身で立ち向かうはずです。

政権政党の堕落は日本を危うくします。
海の向こうで日本の弱体化を待っている独裁者がいるかと思うと腹立たしいです。

石破総理の先行きは厳しいと思わざるを得ません。
掲げた理想の挫折を繰り返す恐れがあります。

衆院選で議席を減らし参院選でも敗れれば早期退陣もあり得ます。
2025年は日本の転機となるかもしれません。

国民の義務は暗たんたる政治の現実から目をそらさないことです。
自らの責任で正しい道を選ぶことです。