第2回どんぐり源さん講座in瀬戸屋敷は、4月22日です。

昨日は、神奈川大学で講義の日です。あじさいの町づくりの歴史や日本で、世界でここにしかない空間を生み出すことに意義を話しました。

オンリーワンの世界観です。スマップの歌ではありませんが、オンリーワンの景観を創りだし発信、多くの人々が訪れてくれることで自信が生まれます。

学生たちに、人生も同じだと呼びかけました。横並びでないといけないと怖れるのではなく自分がオンリーワンだと確信できる何かを持つことが自信となると話しました。

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(写真は、相模女子大ホームページより)

講義の後、大学のある東横線白楽から小田急線相模大野に向かいました。どんぐり源さんと待ち合わせして相模女子大に向かいました。

キャンパス内は、桜並木が新緑へと装いを変える途中でした。幼稚園から大学まで揃っています。当たり前ですがすれ違うのは女性ばかりでした。

栄養科学部健康栄養学科教授の野田艶子さんを訪ねました。野田さんはどんぐりの持つ栄養成分とその効果について研究されています。

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(写真は、まちふくホームページより)

横浜三ツ境の福祉施設まちふくとタイアップしてどんぐり食品も開発しています。ドングリ粉の入った焼きドーナツをごちそうになりました。

食材となるドングリ、マテバシイは、100グラムで357キロカロリーで精白したお米と同じです。カルシウムはは倍の49ミリグラムあります。

マグネシウムは4倍の85.3ミリグラムです。特色のあるのは穀物類には含まれていないビタミンCが6ミリグラム含まれていることです。

一方脂質は、そばうどんお米どれよりも少なく0.6ミリグラムです。ダイエット食品です。野田さんはどんぐりの栄養成分は身体に良いと言われていました。

どんぐりと相性の良いのはそばだということです。そばはたんぱく質や脂質も含まれていますしマグネシウムとリンが豊富です。バランスが取れるということです。

野田さんのお話ですと隣接する県立高校の校庭にはマテバシイの並木があるということでどんどん拾い集めて食材の原料にして行きたいと話してました。

また香川大学ではどんぐりの食材としての研究が進んでいるということも聞きました。野田さんも小豆島で開かれた研究会で発表したということです。

開成町の瀬戸屋敷を会場にどんぐり源さんの講座の第2回目が4月22日の午後1時半よりあります。食材としてのドングリの可能性について話をされる予定です。

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