チームワークで提言活動展開中。
チームワークという英語は、すっかり日本語になじんでいます。任務遂行のためには己を捨てて行く構えが込められていて、サムライ精神重なるところがあります。
法政大学国際日本学研究所で日中文化交流を研究している王敏教授の著書、『日本と中国』(中公新書)でチームワークが、団体精神と訳されていると書いてありました。
中国に進出した日本企業が盛んにチームワークという言葉を使うので中国語に翻訳する必要が生じたようです。団体精神というとちょっとニュアンスが異なっていると感じます。
チームは、団体よりは柔らかく少人数のイメージです。その仲間が和を保ちながら仕事を成し遂げていくことがチームワークのイメージです。
昨日は、朝8時過ぎから夜の8時過ぎまで、(一社)酒匂川流域自然エネルギー研究開発協議会の活動でめまぐるしく動き回りました。
富士フィルムの関連企業のトップの方に我々の提案を説明し協力を仰ぐことから始まり大手のコンサルタント会社の方々との意見交換も行いました。
午後は神奈川県庁に出向き小田原の出身の吉川副知事に提言内容を伝えアドバイスをいただきました。5時過ぎから3時間我々の仲間で議論しました。
バイオマスのエネルギーを活用して小さな植物工場を立ち上げることでまず第一歩を踏み出し酒蔵の再生、本格的な薬草工場の誘致へとつなげていこうとしています。
一般社団法人のメンバーは全部で8人ですが実働部隊は私も含めて4人です。昨日はバイオマスエネルギーの専門家にも1人加わってもらい議論しました。
専門的技術者の方たちはそれぞれの分野に自信を持っていますのでどうしても意見の食い違いが生じます。理系の方はあいまいさが残るのは嫌いです。
全体としてまとめていくのは文系の人間が必要です。年配の方の存在も大きいです。何となく調和を醸し出します。年の功というのでしょう。
チームリーダーの大切なところは明確さだと思います。話を複雑にしないでシンプルに方向性を示して行き中身は専門家に詰めていってもらう方が上手く行くように思います。
関係する市町のトップに我々の提案を理解してもらって神奈川県に強力に働きかけてもらわなければなりません。神奈川県の提案の受け付けは5月の中旬です。
連休中に提案の中身を精査して連休明けから精力的に働きかけることにしています。チームワークが何より大切です。代表である私の責任分野です。