衆院神奈川県第17区、ナオミの時代を創れるか


自民と立民の女性同士の一騎打ちとなった衆院神奈川県第17区。
神奈川新聞が「横一線」と序盤の状況を報じました。

立民新人の佐々木ナオミさんは強大な壁にぶち当たり始めたばかりです。
早くも「横一線」報道に戸惑いがあります。

大臣経験者の相手の背中を追い最終盤に並ぶことを目指してきました。
一票でも上回りたいとの気持ちでした。

序盤戦で当初の目標が実現したとなると棚からぼたもちの贈り物のようです。
大きな落とし穴があります。

楽観論がまん延する恐れが多分にあります。
実態は反自民の風が吹き出しているのであって佐々木さんの運動はこれからです。

実力を過信するようなことがあると足元をすくわれます。
気を引き締める材料とすることが肝要です。

反自民の風を受け止めさらに疾走するためには目標の切り替えが必要です。
これまではまず並ぶことを目指してきました。

票差が僅差となれば敗れても比例復活ができるという思惑があったのは事実だと思います。
序盤戦で並んでいるのですからこうしたさもしい考えはきっぱり捨てないとなりません。

小選挙区を制するのはどちらかの決戦となったと認識を新たにする必要があります。
勝利への飽くなき執念がどちらが強いかです。

佐々木さんは組織力では歯が立ちません。
地方議員たちのネットワークで小さくてもキラリの運動を展開するより手がありません。

手作り感満載の選挙が反自民の気持ちを持つ有権者の心をとらえると思います。
勝利への強い気持ちを持ちながらもさわやかに運動は展開しないといけません。

先日ふらりと事務所に顔を出したら選対会議をしていました。
昔と違ってリモートで行ってますので一堂に会する形ではありません。

選対の仕切り役の方から何か意見はと振られました。
「横一線」報道でステージが変わったと感想を述べました。

断じて勝利を目指すスローガンを掲げて戦って欲しいとお願いしました。
「ナオミの時代を創ろう!」と呼びかけました。