衆院神奈川県第17区、勝負のカギは秦野市の無党派層

牧島かれんさんは2009年8月の衆院選に初挑戦しました。
民主党ブームで敗れましたが10万5千票を得てます。

2012年12月の衆院選で初当選し4期連続当選です。
3年前の選挙の得票は13万票です。

自民基礎票は10万5千、柔らかな自民票は2万5千と見て良いです。
自民逆風の選挙で2万5千票の行方が焦点となります。

自民にお灸を据えたいので今回は立民の佐々木ナオミさんという選択があります。
1割か多くて2割ぐらいでしょう。

もうひとつの意思表示として投票に行かないか無効票を入れるがあります。
合わせて4割多くて5割ぐらいだと想像します。

牧島さんの今回の票は11万票後半から12万票となります。
保守地盤ですので妥当な数字だと思います。

民主党は誰が出ても8万票は固く頑張れば9万票です。
今回は9万票を発射台にして良い状況です。

共産票の1万5千票があります。
希望を込めてですが佐々木さんは10万5千票が見込めると見ています。

自民から5千票が来ると見ても11万票でまだ1万票弱足りません。
市民派の佐々木さんの期待は無党派層で地域的に開拓の可能性が高いのは秦野です。

秦野市の地方選挙は際立って低投票率で市長選挙で35%です。
国政選挙では投票率が上がり前回衆院選は55%です。

投票率を押し上げているのは地域政治に距離を置く無党派層だと見てます。
13万人の有権者がいて20%も投票率が違うとなると重要な照準のひとつです。

今回の選挙ではこの層は立憲の佐々木さんにより流れる可能性が高いです。
ここで牧島さんに差をつけることができれば佐々木さんの逆転が見えてきます。

ただし佐々木さんの知名度が秦野で不足してます。
時間との競争です。

昨日秦野駅での街頭演説に参加しました。
格段に反応が良くなったのに驚きました。

もうひとつの大票田の小田原ではがっぷり四つに組める可能性高いです。
勝負の行方を左右するのは秦野の有権者とりわけ無党派層です。。