衆院神奈川県第17区、”佐々木ショック”を目指して!

前回2021年の衆院選で注目を浴びたのは神奈川県第13区です。
県の中央に位置する大和市海老名市座間市綾瀬市が選挙区です。

自民党幹事長の甘利明さんが絶対的存在と見なされていました。
立民新人の太(ふとり)栄治さんが地道な草の根選挙で挑みました。

当初は無風と見なされていたのが徐々に雲行きが変わりました。
他候補の応援で全国を飛び回っていた甘利幹事長は地元にへばりつく羽目に陥りました。

結果は5千票差で太さんが勝ち“太ショック”が起きました。
野党統一候補だったことも幸いしました。

神奈川県第17区は河野王国の地盤を引き継ぐ牧島かれんさんが抜けてます。
分厚い保守地盤を壊すのは困難と見られていました。

自民党の裏金問題が明るみに出てから様相が変わりました。
自民党への逆風が吹き始めました。

5月の小田原市長選で加藤憲一前市長が圧勝で返り咲きました。
自民推薦の現職が惨敗し”小田原ショック”と言われました。

しかし対抗する立民側の候補者選考が遅れました。
県議の佐々木ナオミさんは見切り発車的に駆け出しました。

この決断は功を奏しました。
各地域で公認獲得に向けて集会を開いたことが事実上の選挙運動の走りとなりました。

8月末に公認内定してからは脱兎のごとく走り出しました。
自民党が石破政権となりあっと驚く解散総選挙となりました。

裏金隠し解散だと叩かれ自民党の苦戦が伝えられてます。
前回の選挙で甘利幹事長が過去の金銭授受疑惑で批判の矢面に立たされた構図に似てます。

与野党一騎打ちのところも同じです。
太さんの時と同じ雰囲気を感じます。

佐々木さんは市議12年と県議5年余り地道な活動を続けています。
太さんの活動とオーバーラップします。

選挙選は今日明日の2日間です。
地域に根差した活動と佐々木さんに吹く神風が合致するかどうかです。

牧島さんにとってはまさかの坂、佐々木さんにとっては天の加勢です。
“佐々木ショック”の実現を目指します。