佐々木ナオミさんの次なる目標はどぶ板で地盤固め
衆院神奈川県第17区で立民新人の佐々木ナオミさんの大善戦が話題です。
行く先々で声をかけられます。
先日秦野で支援者の母親の通夜がありました。
参列者から次々とお祝いの言葉をもらいました。
本人が遅れてやってきました。
あっという間に取り囲まれていました。
注目の的になっていることがわかります。
がちがちの保守地盤の秦野で3万票で並んだことは秦野の有権者に衝撃を与えました。
佐々木さん本人も含めて選挙に携わった関係者も同じ気持ちです。
秦野の開票結果が出たとき僅差で敗れたのに歓声が上がりました。
佐々木さんの地元の小田原では勝てるかもしれないと見ていましたが秦野は違います。
知名度がなくハンディがありますので惨敗だけは避けたいと思ってました。
小田原で最低5千票勝ち秦野の負けを1万票以内に収めれば比例復活が見えてきます。
結果は小田原の勝ちは2千票で秦野の負けは15百票でした。
主要なふたつの票田で互角に勝負できたのはうれしい誤算でした。
秦野で競ったことで惜敗率が96%となり比例復活を確実にしました。
作戦として秦野市に注力したことが功を奏しました。
知名度を上げるため街頭での宣伝活動を強化しました。
4人の市議の応援団ができ地域に根差した運動が可能となりました。
地方選挙に出馬を準備している方も応援に加わり支援が分厚くなりました。
保守系有力者が側面から支援してくれたことも大きかったです。
元自民党県議ら重鎮が集会に顔を出してくれました。
保守地盤の秦野市ではこうした動きは情勢に影響を与えます。
佐々木さんにとって励みとなりました。
以上のような地べたの動きがあって初めて反自民の風を受け止めることができます。
地域に根差した動きが皆無で風任せでは接戦に持ち込めません。
選挙が終わり佐々木さんにとっての課題は明確です。
今回は勢いが加勢してくれましたが幸運は何度もありません。
着実な地盤固めが不可欠です。
どぶ板しかありません。