兵庫県知事選、”斎藤ショック”起こるのか…
斎藤前知事が出直し知事選で猛追と報道されています。
兵庫県議会こぞってノーを突き付けたはずです。
兵庫県内の22市長が斎藤元知事の対抗馬の稲村元尼崎市長への支持を表明しました。
これも斎藤前知事が追い上げている危機感の表れです。
マスコミ報道からしか情報を得られない者にとっては頭が混乱します。
県議会が全会一致で失職させた知事が再び知事になるなんて想像できません。
兵庫県議会も県政の両輪のうちのひとつです。
その機関がダメ出ししておいた人物を有権者が再び選出するかもしれないのです。
県議会の判断と有権者の判断は真逆だということです。
斎藤前知事の当選はいち地域の出来事ですがトランプショック級の衝撃があります。
メディアはこぞってトランプ氏とハリス氏の大接戦を報じました。
選挙結果はトランプ氏の圧勝で狐につままれた気分の方が多いはずです。
メディアの報道はいったいなんだったのか…。
割り切れなさが残ります。
斎藤前知事のパワハラ問題をめぐる県議会対応に有権者は疑念を持っています。
そうでなければ斎藤氏の猛追なんて現象は起こりません。
県議会の対応が決め打ち過ぎたのではないかと有権者は疑ってます。
同時に熱狂的な報道を続けたマスコミに対しても冷めた眼を持っていると思います。
斎藤前知事の実績を評価する空気感が強まってきているのだと思います。
改革の流れを止めないという斎藤前知事の主張が勢いを増す背景だと思います。
斎藤前知事が出直し選挙に出馬すること自体に私は仰天しました。
孤立無援状況の中で何を訴えたいのかと意図が見えませんでした。
斎藤前知事の猛追報道を目にしてようやく理解できました。
一方的に叩かれたままには断じて終わらせないとの意地だと思います。
県議会は落ち着かないはずです。
県職員もかたずをのんで見守っていると想像します。
もし斎藤前知事が勝てば“斎藤ショック”と呼んでよいです。
日本の地方政治を揺るがす一大事件です。