キウイ名人とともにキウイ祭り
郷土の偉人、二宮金次郎は農村の再生を実践しました。
爪の垢を煎じて飲む思いで10年前にボランティア団体を作りました。
「あしがら平野一円塾」と名付けました。
金次郎の教えの「一円融合」から取りました。
多様な力を活かすことを丸くなるという意味で「一円」という言葉で表現してます。
ワンチームで農業を切り口にまちづくりのお手伝いをしてます。
メンバーにキウイづくりの名人、南足柄内山在住の小澤良行さんがいます。
毎年小澤農園でキウイのもぎ取り体験会を開催してます。
「香緑(こうりょく)」という珍しい品種で実が大きく甘いのが特徴です。
簡単にもげますので子どもでもお手伝いができます。
開成町内を中心に呼びかけたところ70人ほどの参加者がありました。
半分近くが子どもたちで賑やかでした。
昨日午後1時半からもぎ取りが始まりました。
気分よくもげるのでそう快感があります。
1時間ほどで少し疲れてきました。
子どもたちのためのイベントが始まりました。
小田原市栢山の小澤峯雄さんらが懐かしい射的ゲームを用意してくれました。
小澤さんもメンバーの一員です。
歌手の橋本京子さんとピアニストの小澤由美さんとで歌のプレゼントがありました。
子ども向けに3曲、大人のために1曲。
「虹」は何度聞いても元気になります。
中島みゆきさんの「糸」は心に沁みました。
キウイ名人がいるおかげでキウイ祭りができました。
良い汗かいて昔遊びをして歌を聴く「一円融合」の催しでした。
広く募集すれば大勢が参加してくれるのは間違いありません。
受け入れ態勢を整えることが大前提です。
大都市部の方や海外の方の参加も決して夢ではありません。
挑戦したいです。
小澤さんすこぶる元気とはいえ80代半ばを過ぎました。
キウイづくりの名人芸の継承がいちばんの課題です。
名人がいなくなればイベントもできなくなります。
日本中で同じ問題を抱えていると思います。
農業名人の技の継承。
日本の大問題です。