伝道師石破総理の開き直りにいちるの望み

石破総理にはキリスト教伝道師の血が脈々と流れていると知りました。
母方の曾祖父がキリスト教の伝道に努めた人物です。

12日付の朝日新聞で東大名誉教授の御厨(みくりや)貴さんが書いてます。
「(曾祖父以来の)影響を色濃く受け継いだ4代目のクリスチャンです。」

目からうろでした。
石破総理特有の行動原理を見たように思いました。

伝道師なら実践ではなく理想を語ることで目的を達成できます。
理想と現実の断絶も神の与えた試練として割り切れます。

御厨さんは次のように記述してます。
「彼は伝道師らしく青臭くきれいごとととられるような言葉を紡ぎ続けるのです。」

御厨さんの総括は厳しいです。
「国際的にも埋没と地盤沈下が止まらないこの国そのもののような人物なのです。」

石破総理も記事は目にしていると思います。
発奮材料にしてくれればと願います。

神の世界に思いを馳せ自らの振る舞いを省みる姿勢は立派な態度です。
しかし現実政治は神の要請通りにはすぐさま回ってくれません。

政治家は現実と向き合い理想に近づけるため不断の努力を続けなければなりません。
きれいごとに走り評論したくなる気持ちを押さえ現実と格闘することが必要です。

こうした実践が苦手な石破総理はいっそのこと開き直ったらどうかと思います。
伝道師として神の名のもとに高い理想を語ることで活路を見出したらどうでしょう。

日本のクリスチャン宰相としては大平元総理がいました。
神を口にすることはありませんでしたので石破総理がそうした姿勢を示せば初めてです。

石破総理が世界を相手に神の名のもとの理想を堂々と語る姿を見たいです。
キリスト教国をはじめ宗教を重んじる国々から注目されると思います。

トランプ大統領と渡り合う屋台骨になります。
地球温暖化防止に背を向けるトランプ大統領に反省を促すことができます。

神の要請だとして地球温暖化防止を語ればよいのです。
伝道師政治家としての使命を全うする行為です。

 

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