開成町山神町長、ヒーローになる時それは今!

私の原点は開成町のまちづくり。
昨日町議会を傍聴しました。

議長を除いて11人の議員がいるのに質問者は6人でした。
一般質問は議会活動の華ですので多くの議員の質問を期待します。

地方議員の存在価値は現場の声をどれだけ具体的に届けられるかです。
最も印象に残った質問は1期目の今西景子さんでした。

最初、傍聴者は私ひとりでした。
今西さんの質問の番になると10人近い若い世代の方が来られました。

開成南小学校敷地内にある学童保育施設への進入口について質しました。
位置が道路に面し危険なので変更すべきとの主張でした。

現場の写真を提示して初めて聞く私にもわかりやすかったです。
それに何といっても熱がこもっていて引き込まれました。

安全な別の進入口の候補も示してました。
たかが進入口といえばそれまでですが保護者にとっては大問題です。

今西さんは“町長はヒーローであって欲しい”と決断を促してました。
お調子者の私なら“ヨッシャ”で突き進むところです。

慶応ボーイでスマートな山神町長は「再検討します。」と穏当な言い回しでした。
進入口変更にさほど問題があるとは思えず決断力を示すチャンスに思えました。

政治にはドラマ性が必要です。
傍聴者をはじめ町民のハートをつかむためには必要です。

午後の質問で意外な事実を聞きました。
同じく1期目の山下純夫さんが開成町の人口動態を問いました。

開成町は1955年に町が誕生して以来一貫して人口は増え続けてきました。
今年69年目にして初めて減少に転じる見通しです。

開成町の現状を見ると一過性の現象に思えます。
しかしまちづくりに変調がきたしているのかと疑念を持たれないか心配です。

イメージ悪化で転入人口に影響が出る恐れがあるからです。
災い転じて福を狙わなければなりません。

町長を先頭に一丸となって希望あふれる開成町を発信しなければなりません。
六大学でホームランを打った山神町長、ヒーローになる時それは今です。