国民民主党玉木代表は処分に従うのではなく辞任を
展開次第で一国の宰相就任もあると目される政治家が自ら出処進退を決められない。
政治家の劣化を象徴してしまうと残念でなりません。
国民民主党の玉木代表の不倫スキャンダルの党内審査が終わりました。
役職停止3か月で玉木代表も受け入れました。
そもそも党内審査にゆだねるのが間違ってます。
電光石火責任を取って辞任するのが本来でした。
アメリカのトランプ次期大統領は不倫をもみ消そうと口止め料を払いました。
かの国は不倫スキャンダルも途方もないです。
しかしことの大小ではなく政治家の倫理観の日米の違いをはっきりさせるべきです。
玉木代表が身を捨てて不祥事を処せばそれが出来ます。
アメリカの政治家は利害を守ろうとごり押しするのがお国柄です。
日本は逆に潔く過ちを認め出処進退を明らかにすることを貴ぶ国のはずです。
玉木代表が総理になる日が来ればトランプ大統領と渡り合います。
不倫隠しの大統領より正々堂々と責任をとった玉木代表の方に正当性の軍配は上がります。
恥をさらし身を処した経験はすねの傷を隠した大統領より精神的に優位に立てます。
非公式の懇談でお互い大変な目にあいましたとジョークを飛ばすこともできます。
この問題は個人的な秘め事の後始末にとどまらない重要性を持ってます。
日本は道義を重んじる国柄であることを見せつけるチャンスであるからです。
軍事力や物量経済ではアメリカに圧倒されてます。
日本は精神性に磨きをかけないとなりません。
アメリカ相手に対抗できる最強の盾だと言えます。
自国優先のごり押し路線に道義の観点から対抗するのです。
今回のスキャンダルの責任の取り方は断じておろそかにできません。
玉木代表が日本国の将来を考えているのならばまず身をもって範を示して欲しいです。
自らの判断で潔く代表を降りる道を選び日本の政治家の倫理観を示すべきでした。
裏金代議士と同等の処分に甘んじるようなことでは器の小さな政治家で終わってしまいます。