外国人財の町役場への採用で地方創生
地方創生を考える視点の転換が避けられません。
超人手不足時代でこれまで通りのやり方を提唱したところで画に描いた餅です。
2日のブログで防災まちづくりがその第一歩だと提起しました。
それ以前に考えなければならないことがありました。
人手不足に対応するには若者から高齢者、外国人まで視野に入れなければなりません。
もちろん男女を問わずです。
はたらき手のすそ野の拡大を受け入れる土壌を育まなければなりません。
特に課題となるのは外国人財の獲得です。
日本に愛着を持ってくれる優秀な外国人は日本の活性化に欠かせません。
グローバル世界への結節点になってくれます。
NHKEテレで先月小田原で開かれた外国人弁論大会を放送してました。
奄美大島の徳之島町在住のアメリカ人が登壇し外務大臣賞を獲得してました。
地域の魅力を英語で世界に発信する町役場の国際交流員です。
演歌が得意中の得意で町のスーパースターとなってました。
国際交流員は学校での外国語助手の地方公務員バージョンです。
日本語能力も高くダイヤモンドのような人材です。
小さな町での多文化共生の取り組みとして刺激を受けました。
地方の小さな町こそ外国人を採用し外国人に対するアレルギーを取り除く必要があります。
インバウンド観光につながる効果が期待でき経済的メリットもあります。
外国人を受け入れる土壌を育み経済的メリットもあって役場内の活性化にもつながる。
一挙3得です。
有効な人手不足対応策だと思います。
人口減少で人手が不足する現状はまちづくりに新たな視点を取り入れるよう促してます。
外国人も含め様々な人たちの能力を結集する必要があります。
多様な文化を尊重する構えがなければ進展しません。
鹿児島県徳之島町のように小さな町で成功すればその影響は一気に広がります。
二宮尊徳が言うところの多様な人材をまとめる「一円融合」の現代まちづくり版です。
尊徳の故郷のわが地域で実践するのはどうでしょう。