「天政学」で世界情勢を眺める
世界情勢を考察するのに地政学が流行りです。
地政学は国際政治を地理的な環境を踏まえ分析します。
地があれば天があります。
天政学があっても良いはずです。
天政学はお天道様の眼で理想の政治を考えます。
正義と調和がキーワードです。
地政学は力で左右される現実の国際政治が前提です。
天政学は多様性があり平和な地球社会が到来するとの確信が前提です。
どちらにせよ現状把握から始めなければなりません。
地球環境の持続が危ぶまれる状況であるのは自明です。
この事実に背を向ける流れが強まろうとしてます。
アメリカのトランプ大統領の復権です。
戦乱が拡大してます。
ウクライナと中東、中東ではシリアで内戦の再来です。
政治情勢の不安定化が世界を覆い始めてます。
東西ヨーロッパが危ういです。
ジョージアで政府と市民との間で対立が激化してます。
EUをけん引するフランスとドイツがともに政情不安に陥ってます。
右派政党の躍進が不安定化の要因です。
移民と物価高による経済不安がこの潮流を拡大させてます。
極東にも波及しました。
隣国韓国で耳を疑うような戒厳令発令騒動が起き大統領が瀬戸際です。
地球は環境だけでなく政治も沸騰し始めました。
先行き全く不透明です。
地政学的視点で見れば強権国家が勢力拡大を図る恐れがあります。
ロシアと同盟を結んだ北朝鮮が不気味です。
地政学が描く近未来は対立と混乱です。
世界規模で戦争が拡大する可能性を予測します。
天政学では混乱は通過儀礼だと捉えます。
異常事態は正義と調和を求める決死の動きを促します。
最大の課題は全身全霊で理想を追い求める指導者が登場するかです。
トランプ大統領はアメリカ第一主義ですので論外です。
日本は平和憲法を持ち前文で国際平和の理想を掲げてます。
指導者に捨て身の覚悟があれば崇高な役目を遂行する資格があります。
高い理想を背にトランプ大統領のアメリカに向き合えるかがカギです。
ひるんだらその時点で任務終了です。