天の理で生きる

「新しい道」は時折ブログで触れてます。
大阪を拠点に活動を続けた故松木草垣(そうえん)女史が会得した宇宙の摂理を伝えるものです。


11日松木女史の直系の弟子である杉田廣善さん宅を年末のあいさつに訪れました。
千葉県柏市の団地の一室で2時間半高説を伺いました。

94歳、頭脳は冴えわたり言葉はよどみがありません。
大腿骨骨折の大手術から見事に立ち直っている姿に驚嘆しました。

法はひとの作ったもの、理は宇宙を創造した天の絶対的な摂理。
「新しい道」の区分けは厳格です。

世界の現況は理が廃れ法ばかりが独り歩きしていると見ています。
この場合の法とは法律だけでなく現代社会の様々な規範やありようと捉えた良いです。

国民民主党の玉木代表は不倫スキャンダルで党内ルール=法に沿って処分を受けました。
玉木代表が理を重んじる政治家ならば犯した行為を恥じ代表を辞したことでしょう。

法と理の違いが分かる事例です。
ことほど左様に理は現代社会で影が薄くなっています。

「新しい道」では理に戻ることでしか人類の危機は救えないといいます。
理に到達する方法が課題です。

困ったときの神頼みのような神仏にすがる態度を強く戒めています。
七つの基本的な態度があります。

最も大切なのは私利私欲を捨てることと困難を避けるのではなく喜ぶことです。
困難を乗り越えるたびに天の理を聴く能力が高まるといいます。

松木女史はいつ何時も天の理を聴くことができました。
いわば”超人”です。

日本人は肚の底に存在する天の分身である人間の本質(みたま)を感じ取れる肚の民族です。
ごく普通の人が”超人”になって誰でもその能力に応じて天に奉仕できます。

みたま(天の理)で生きれる民族なのにその能力は眠ったままの人ばかりだと嘆いています。
私利私欲が邪魔をしみたまに目を閉ざしているからです。

みたまに目覚めた日本人が増えれば人類の危機を克服できるとのことです。
その一員となるため精進します。