アナログ生活でネット時代を生き抜く

ネット依存の疑いが中高生の4人にひとりとNHKが報じました。
東京や近畿など大都市部における研究者の調査です。

依存を止めるために合宿の場があるとのことでした。
アルコールや薬物依存症の治療と同じです。

スマホを通じてネットにつながらないと不安感にさいなまされるのだと思います。
深みにはまりがちです。

必ず体調に変調をきたすはずです。
身体が限界とのサインを送ってくれた時に対応しないと手遅れになります。

ネット依存の怖さは身体への影響だけではないと思います。
人間が創造的な仕事を実践する際に不可欠な能力を損なうと思えてなりません。

その能力とは直観力です。
わかりやすく言えば勘です。

どこからともなくやって来るひらめきはスマホを見続けていては養えません。
スマホは目の前の直接的な情報を受け取る道具です。

ひらめきはいくら大量の情報を浴びたところで浮かびません。
目の前の情報ではなくその背後にある膨大な見当のつかない情報の蔵からふときます。

そもそも人間が理解できる情報の範囲はごくごく限定的です。
大宇宙の中で人間が理解できている物質はわずか4%に過ぎないのです。

人がまだ知らない道のエネルギーと物質が大半です。
この最新宇宙物理学の世界は情報の世界と整合性があると思います。

どこからともなくやって来る革新的なアイデアは未知の世界からもたらされると思います。
目先の情報に縛られていては既存の発想に留まり無から有は導けません。

スマホでネットにつながってばかりいては創造的な情報を受け取る能力が養われません。
スマホから離れて得体のしれぬ情報を受け取る感度を高めないとなりません。

大好きな本をゆったりと読むなんていいですね。
自然と親しむのももちろん良いしスポーツや散歩、農作業もいいです。

アナログ的生活を取り入れないとスマホを通じたネット情報の奴隷になります。
スマホを断つ時間を持つことがスマホ不可欠時代を生きる知恵だと思います。