私の2024年~佐々木ナオミさんの挑戦者魂~

10月の衆院選挙は異例ずくめでした。
石破総理が就任したので選挙は若干遠のいたと思った矢先の電撃解散宣言でした。

“正論居士”の頑固さを有していると思った宰相のひょう変にはあ然としました。
裏金問題でしりに火が付いた状況をさらに厳しいものにしました。

非公認候補政党支部への2千万円の活動費支給が明るみに出ました。
流れを決定づけました。

与党過半数割れの事態をもたらし国会の景色は一変しました。
自民党の自爆です。

この流れは保守地盤の神奈川県第17区にも反映しました。
立民新人の佐々木ナオミさんが自民党の大臣経験者と大接戦を演じ比例復活しました。

佐々木ナオミさんの挑戦者魂が呼び込んだ議席獲得です。
議席を得れた理由は大きくふたつあります。

小田原市議、県議の経験がある佐々木さんには小田原市内に一定の強固な地盤があります。
佐々木さんを押し出す起点となりました。

もうひとつは女性議員を中心とする地方議員ネットワークの存在です。
乏しい組織力の中で支持を選挙区内に行き渡らせる役目を果たしました。

小田原を起点に運動のうねりを興し地方議員ネットワークで拡散したということです。
反自民の風を受け止めることができました。

付け加えるともうひとつあります。
上記の運動の熱気が自民支持層にも伝播して相手陣営を揺さぶる効果がありました。

佐々木さんの基盤が皆無だった小田原に次ぐ大票田の秦野市で効果が出ました。
3万票で拮抗した結果は佐々木さんの大接戦に直結しました。

次の選挙で小選挙区勝利という目標を掲げても恥ずかしくない結果です。
そのための条件は明らかです。

選挙区全体で組織力を高めることです。
そしてこまめにどぶ板活動を継続することです。

11月30日に第1回国政報告会を秦野市で開催しました。
2月11日には小田原市で新春の集いがあります。

小選挙区勝利は容易ではありません。
敢然とスタートを切った佐々木ナオミさんの2025年に注目です。